セルフメディケーション

月曜から御めかし系女子が優しい嘘を求める日々を綴るブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

アイドル短歌まとめ 1907-08

君が見た緑が僕には青色でそれが楽しい夏の始まり マリウス葉 マリちゃんの目で見る世界って多様性に富んでいるんだろうなあといつも思います。 かき氷 ブルーハワイが溶けたなら汁を啜ってカブトになろう 重岡大毅 今晩は湿度が高いね帰り道絡めた指がぺた…

心のどこかで泣いているリアコに寄り添う曲たち

リアコとか言って許されるるような歳じゃないことは自分が一番わかっているし、これから人生の大どんでん返しが起こって彼とのめくるめくロマンスが・・・♡と強く信じるにはもう時間が経ち過ぎていますが、何回も言うように、人生に絶対はありません。 そう、人…

アイドル短歌まとめ 1905-06

くすぐったそうないつもの笑顔 ああ ときめきが人の形をしてる 小山慶一郎 丁寧に身を整える優しい手 命丸ごと委ねる昼寝 山田涼介 しあわせな箱をこしらえ知らんぷりしているヒョウの尻尾がゆれる 横山裕 眩ませるのは誂えた照明じゃなく生命が発するひかり…

イエローパンジーストリート

「大切なお知らせ」という文字からは不穏しか伝わらず、職場であかんあかん終わりやとソワソワしながら同僚の方に慰めてもらいつつ迎えた16時、あ〜やっぱりなという感じでした。漏れ聞こえていた噂は本当だったんだなと思いました。十五祭は本当に楽しくっ…

アイドル短歌まとめ 1904

夜の火を飲み込んで咲く靄のよう見つめ合えない春にたゆたう / 中島健人 真夜中のラーメンの味 神様が一緒に罪をかぶってくれる / 大倉忠義 真夜中にラーメンを食べるという最高の誘惑に、一緒に軽率に負けたい。 対岸に佇んでいる暇そうな顔 そうだった、こ…

アイドル短歌まとめ 1902-03

泣くという機微を揺さぶり起こす歌 幾億眠る地底の化石 / 薮宏太 ありふれた生き物だから目と肺とさみしさ持って生まれて死ぬよ / 丸山隆平 アイドルってなんだか「特別な生物」として捉えてしまいがちなんですが、当然彼らも同じ人間であるはずで、その中で…

アイドル短歌まとめ 1901

好きでいて 君が知らない星だって君を思って瞬いている これはもうそのまま、アイドルを思うファンの気持ちです。自分を知らない人に焦がれて集まった大小さまざまな星たちが集まり、ペンライトを光らせ会場で宇宙を作る。大抵の場合は、アイドル側からは「…

アイドル短歌まとめ 1812

寒いなら上に一枚着ればいい 朝が嫌なら泣いたっていい / 村上信五 いやだ、しんどい、つらいとかいう負の感情を、村上くんなら当然のことのように肯定してくれそうだな、思って詠んだ句です。 美しくないわけがない 笑い、泣く僕の命を食べて咲く薔薇 / 中…