アイドル短歌まとめ 1904

夜の火を飲み込んで咲く靄のよう見つめ合えない春にたゆたう / 中島健人

真夜中のラーメンの味 神様が一緒に罪をかぶってくれる / 大倉忠義

真夜中にラーメンを食べるという最高の誘惑に、一緒に軽率に負けたい。

対岸に佇んでいる暇そうな顔　そうだった、これは運命 / 小山慶一郎 

日常をふと見つめ直して、今ある現状を噛み締めて幸せだな〜とぼんやり思ってそうなイメージ。

明日の朝ごはんは何を食べようか？5年後の晩ごはんも決めて / 手越祐也

テゴちゃんには未来にためらいがなさそうなイメージを持っています。年単位で先の約束なんか、もちろん予定は未定だし、関係がどうなっているかなんて想像もつかないのに、それでも明日の約束を取り付けるように、笑って指切りをしてくれそうだなという歌。♫ずっと一緒さ〜（©︎山下達郎）という歌です。

眠いなら寝ててもいいよそのかわり眼が覚めるまで起こさないから / 増田貴久

ちょっとしたいじわるなのか、起こさないのではなく起こせないのか。

火を消して余熱で仕上げていきましょう。忘れたころがちょうど食べごろ。 / 加藤シゲアキ

集中したら存在を忘れられそうだけど、ハッと思い出したときにご機嫌取りされたいな〜という妄想。

光り方を教えてあげる。俺の目を見て好きだって唱えてごらん / 手越祐也

テゴちゃんは自らが放つ強すぎて眩しすぎる光のかけらを、ファンの人々の手に握らせてくれている気がします。

高炉から抽出した血が降りそそぐ 貴方の代わりはいない どこにも / 増田貴久

WORLDISTAツアーで観たソロ、命がかかっているように思えました。「貴方の代わりはいない」と歌ってくれているけど、歌っているまっすーこそ「代わりはいない」んだよ。と言いたい。

丁寧に包んであげるこの僕が持てる全ての色と一緒に / 有岡大貴

有岡くんは、あったかくて、いろんな色があるイメージ。穏やかさを歌ったものです。

見つめててあげるまぶたに光るラメ　各駅停車でゆっくり行こう / 岡本圭人

岡本くんは、なんとなーくシャイなイメージ。目は見つめられないから、まぶたのラメを見ている。

読み返したら字余り甚だしかったので改めています。

待っていてあげるゆっくり支度して　それとそれなら右がいいかな / 八乙女光 

八乙女くんと服とかアクセサリーとか、ファッションでなくとも家具とか何かしらを「選ぶ」の絶対楽しいでしょという妄想。

そばにいてあげるどこへも行かないよ何もしないでここにいるから / 知念侑李

気を遣っている体で本当に「何もしな」さそうな知念くん。ここにいてくれるだけでいいよ！こっちが何でもしてあげるよ！！と言いたい。

覚えててあげる全てが消えたって0から君を作れるように / 薮宏太

薮くんの知識欲のなかに飲み込まれたい。

笑わせてあげる死にたい気分でも喋る金魚を探しに行こう / 中島裕翔

中島くんの人を幸せにしてくれそうなパワーが強すぎる。強制的に幸せにさせられてしまいそう。

夢見ててあげる知らないふりをしているからメイク直しておいで / 伊野尾慧

この歌は自分でとても気に入っています。全部をわかっている上で、知らないふりをして、いいように敷いたレールを辿ってくれそう。と思いきや、こっちが気付かないままいのちゃんが敷いたレールの上を歩いてる。

追いかけてあげる今にも溢れそうなグラスの底に沈む君まで / 山田涼介

山田くんは突き放したりはしなさそうというイメージ。一緒に落ちはしなくて、底から水面にめちゃくちゃ強い力で引き上げてくれそう。

連れ去ってあげるしっかり掴まってどこに行くかは着くまで秘密 / 髙木雄也 

髙木くんのバイクの後ろに乗って、背中にしがみついてミステリーツアーしたすぎるよな･･･。