セルフメディケーション

月曜から御めかし系女子が優しい嘘を求める日々を綴るブログ

ダイヤモンドスマイルコンプレックス

アラサーもアラサーになった今、私は女子高生になりたくて仕方がない。神様に願いを一つだけかなえてやろうと言われたら間違いなく「16歳にしてください」と願う。2回目の16歳ができるのなら、今度は冬の長距離走だって超法規的措置を使ったりせずにちゃんと走るし、学校まで車で送迎しろと親を恫喝したりもしない。だから!!!!16歳に戻してください!!!!!!!!!!!と昨日も一所懸命祈って眠ったが、地味に二日酔いが残るどこに出しても恥ずかしくない立派なアラサーの自分で目が覚めた。

 

16歳の頃の私はジャニーズに全く興味がなかった。お面をつけたバンドのことを1日中考えていた(と思う 大学生になるまでの記憶が正直曖昧でこれが何歳の頃の記憶かとかが全然定かでない)。部活でも学問でも容姿でも目立つところ一つもなく、ごくごく普通に田舎で高校生をした。別に高校生の頃が人生で一番楽しかったなんてことはない。楽しいなら大学生の頃が一番楽しかった。

 

なら、なぜ戻るなら大学生ではなく16歳なのか。その答えは至極単純で、「なにわ男子の誰よりも年下になれる」からだ。

 

私はなぜか、自分より年下の人を素直に好きだと言うことができない。他人が年下の人を好きだと言っている分にはイイネ!としか思わないのに、自分だとどうしてか抵抗がある。おそらく、年下に対してかわいい・かっこいいと感じる気持ちを下敷きにして、あれこれをニヤニヤする自分の妖怪度が、対象が年上・同年代のときよりも増すように思え、勝手に罪悪感を覚えるからだ。こんな様じゃ夢女子日本代表失格である。

だから、気になる彼よりも年下になって、素直に好きだと叫びたい。制服を着てコンサートに行きたい。顔はどうであれ、キャッキャと楽しそうにはしゃぐだけでかわいい存在になりたい(コンサート会場とかジャニショで見かける若い女の子たち、存在がとても眩しい。かわいらしい。ほほえましい。人に迷惑をかけるレベルで騒ぐのは可愛くない)。手放しで彼とのランデヴーを妄想したい!!!!!!

 

しかし、今の世界線の自分は何を賭しても16歳をやり直せそうにない。生まれ変わって0歳から始めるのも求めているものとは違う。そう、泣こうが喚こうが、どう足掻いたって90年代生まれだという事実は変えられない(2020年5月現在)(この世に絶対はない)。

 

そもそも、どうして突然「なにわ男子よりも年下になりたい」と思ったのかというと、高橋恭平くんが気になり出したからである。彼に対して私は「こいつ絶対クソヤンキーやろ…こわっ」と陰キャ特有の偏見1000000%の印象を抱いており、別に注目していたわけではなかった。なにわ男子だったらりゅちぇが好きというか、ああいう顔になりたい、なりたかった。彼らに対しては、ダイヤモンドスマイル最高やな!と、まいジャニ観たりするくらいで熱心に追いかけているわけではなかった。

そんな折に、ふと何かでみた高橋くんが、それはそれは可愛くて衝撃を受けた。自分の中のギャップが激しくて、めちゃくちゃ気になる子になってしまった。このギャップ萌えに関して、私は風磨に対しても同じように落ちている(こいつ絶対クソイキり野郎やろ…とおもったらめちゃくちゃボケたがるギャップに即落ちした)。

気になったらまずプロフィールを検索だッ!と勇んでアクセスしたISLAND TVの生年月日欄に記載されていた「2000年2月28日」の文字にまずゲロを吐いた。えっ00年代?00年代に生れた人間がもうこんなに成長し意思を持ち仕事をしている…?と混乱した。まあ歳の差は確かにあれど、数字だけで見れば一桁でそんなに離れてはないと認識はしつつも、年代をまたぐと、とてつもない隔たりを感じ、年下感がより増してくる。それが女性なら「若さよ!かわいいな!」だけで済むのだが、男性となってしまうともう「未知の生物」のように思えてしまう。怯んでしまうのだ。

 

さりとて、ここで逃げてちゃオタクがすたる。精神をひたすら摩耗するだけの日常、癒しはいくつあったっていい!好きを増やすのは悪くない!!

 

その意思の下、私はのめり込んで年下を好きになりそうな際は、罪悪感を回避できるポジション取りをする。好きのベクトルを申し訳なさを感じない方向へ定めるのだ。

私はこじけんが好きで、推しに据えるまでになっている。もちろん、彼を好きだと言えるまでには前述したような葛藤があったが、なぜ今こうして素直に好きだと言えているのか。それは、「自分はこじけんの従姉である」というスタンスを発掘したからである(このブログはフィクションです)。

私はこじけんの従姉である。かわいい健ちゃん、あんなに小さかった健ちゃんが、るねちゃんるねちゃんと後追いしていた健ちゃんが、こんなに素敵に格好良くアイドルをしている。これはもう、好き嫌いとか言う次元じゃない。続くのは血縁、応援しないわけにはいかない(このブログはフィクションです)!!!

 

このように、ベクトルを変えることで、気持ちに平穏が訪れ、素直に応援することができる。妄想のフィールドを、愛される立場から愛する立場へ変化させる。これを以て、私が素直に高橋くんに興味があります、好きですと言うためには、ダイヤモンドスマイルのように愛される立場への憧れを捨てることが大切だ。それを踏まえ、自分が立つべき立場がどのようなものかを考えた結果、ひとつの答えに辿り着いた。

 

そう、私は

高橋恭平の花散里になりたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

光源氏は君だ花散里は僕だ!!!!愛とか恋とかはもう違って、恋人以上保護者未満みたいな感じでね!!!ダイヤモンドスマイルされるんじゃない、こっちがしてやるんだよ!!!!!!2人で何したいあれしたいとかはない!!!都合の良いときに頼ってくれていい!!!君を!!!いろんな角度で!!!!!守ってあげたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

これで好きになる建前ができた。ユーミンの守ってあげたいを歌いながら、積極的にきょへの情報収集して行きたいと思いま~~~~~~~す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!