セルフメディケーション

月曜から御めかし系女子が優しい嘘を求める日々を綴るブログ

私の現場メイク

例に漏れずコスメが好きです。皆様と同じように目何個あんねんとセルフツッコミをかます程にアイシャドウを持っています。そしてジャニオタとコスメ関連のブログ記事を読むのが好きです。倣って私も記事にしてみようと思います。

 

しっかりしたパーソナルカラー診断を受けたことはありません。勝手にイエベだろなと思っていたら、地元の主宰する信憑性があるのか謎なパーソナルカラー診断ではブルベだと診断されましたがあまり信用していません。原色の服を着ていると似合ってるねと言われることが多いです。髪は染めていません。一番のコンプレックスはつり目です。

 

1.洗顔

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ビオレ おうちdeエステ 肌をやわらかくする マッサージ洗顔ジェル

母がいいよ!と勧めてくれ使ってみて、いまいち違いよくわからんな!と思い適当な洗顔に戻ったのですが、戻ってみて初めて違いがわかりました。明らかにその後のファンデーションのノリが違います。

 

2.コンタクト

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アキュビューディファイン ラディアントシック

黒コンしたくなくて、素材で勝負するんじゃい!!女優さんだってつけてないやろがい!!!という謎の意地があったんですが、いやわし女優さんみたいな綺麗な顔してなくね?素材で勝負できないから加工するのでは・・・?という真理に気付いてからは、素直に着けられるようになりました。普段は普通のコンタクトで、ハレの日は黒コンです。これを選んだ理由は特になく、眼科に行ったらこれだけ新製品で在庫があったので購入しました。適当に選んだ割には合っていたのか盛れるので、気に入っています。片目だけ外して、見て!と人に見せたら、笑顔で「うわ~全然違うね!」と言われました。

 

3.肌

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プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地UV

皆さんが聞き飽きたくらい聞いているであろう下地。朝顔を整えたら正午にはテッカテカだった顔も一日化粧直しがいらないくらいになりました。夕方頃鏡を見てもそういうツヤっぽい化粧の仕方かなと思えるくらいにテカリが抑えられます。劇的に違います。

よく対セザンヌ論争(と勝手に呼んでいる)が繰り広げられていますが、どちらも使ってみて、こちらの方がその後のファンデのノリがいいかな?と思いました。ただテカらなさはどちらも大きな差はない気がしたので、高かろう良かろう精神でハレの日はこちら、仕事はセザンヌと雑に使い分けています。

 

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エスティローダー クレッセント ホワイト BB クリーム & ブライトニング バーム N

ファンデーションを購入した際に一緒に購入したものの、下地なんかひとつでいいよな!とテカらなさを優先し、上記の下地の後にファンデーションを塗っていたのですが、なんとなく間にもう一層こちらを塗ったところ、仕上がりが思っていたより綺麗だったので、時間があるときは塗っています。洗顔→これ→ファンデーションだと、仕上がりは綺麗でも、30分後には顔がテカっています。

 

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エスティローダー ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ 16エクリュ

私は肌がものすごく凸凹なタイプに汚く、パウダーファンデだとその凹みに粉が溜まってしまうため、ずっとリキッドを使っています。こちらはそんな顔比で難の少ない鼻などは薄ーく塗るだけでも綺麗に見え、難の多い頬当たりでも二度塗りすれば見るに耐えられる程度になってくれます。そして一度に使う量が少ないためコスパがいい。私がケチっているだけですかね?

 

4.目

 

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キャンメイク ラスティングマルチアイベース

粉のアイシャドウを使うときに使っています。これを塗らないとすぐにまぶたの溝に粉が溜まりまだらになります。そしてこれも一回に使う量が少ないので、いつから使っているかを忘れてしまうくらいもちます。なくなりかけだったから買い置きしとかないとと思って買い足したものを、まだ封も開けていません。この記事を考えるにあたってホームページを見に行ったものの、いくら探してもなく、まさか廃番・・・?とあせったら、パッケージがめちゃくちゃ変わっていました。そのくらいもちます。

 

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インテグレート ヌーディーグラデアイズ OR366サンセットパレット

2年前の限定品です。限定品は意思とは別に手が勝手に買ってしまう病気を患っており、似合ってんだかわからんけどせっかく買ったし何となくと使っていたのですが、自然に目が大きく見えるねと言われ一軍スタメン入りを果たしました。化粧している最中は「こんなん腫れたまぶたにしか見えんやん・・・」と思うのですが、顔が完成すると不思議と馴染んで見えます。使用期限とか過ぎてしまってそうですが関係ないね!と使っています。なんなら未開封のストックも一つあります。これだけではラメ感が物足りないので、メルカリで何かを購入したときにおまけで付けてくださったジルのアイシャドウを重ねています。キラキラ大好き。

 

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インテグレート スナイプジェルライナー BR620

あれ使ったりこっち使ってみたり節操のない私ですが、アイライナーはずっとこれを使っています。とても描きやすい。リキッドでは何となく怖くてできなかった粘膜を埋める技術を身につけました。黒だとただでさえキツい目が余計キツくなりそうで、少しでも穏やかにとブラウンを選んでいます。ただ芯が削れる音が聞こえてきそうなくらいゴリゴリなくなっていきます。

 

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インテグレート マツイクガールズラッシュ【おてんばカール】

マスカラはコーム型・ウォータープルーフがいいんですが、あんまり選択肢がない気がします。こちらの商品は綺麗に塗れてダマになりにくくていい反面、ちょっと経つと睫毛のカーブがなんというか、 ) が / になってしまう。下地を塗れば回避されるんですが、仕上がりが求めているものではなくなってしまう・・・。マスカラはなんかいいのないかな~と探しています。モテマスカラがいいという話を聞きましたが、お湯オフという言葉に疑心を持っているのでいまいち勇気がでません。涙で落ちないのになぜお湯で落ちるのか?!不思議です。

 

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アディクション ザ アイシャドウ 79マテリアルガール 99ミスユーモア

かの有名なミスユーモアが欲しくてカウンターに向かい、「ミスユーモアはこんな色ですけどおとなしいので他のものと重ねて使うといいですよ」的なことを教えてもらい、その時に一緒に塗ってもらったのがマテリアリガールでした。憧れて何度も挑戦してはいたものの殴られた目にしかならなかったうさぎちゃんメイク(というのか?)が成功し、速攻で購入しました。物だけ見ると「なんか暗くない?」と思うのですが、肌に乗せるとま~あかわいいピンクに発色します。人に見てもらうことは大事ですね、自分だったら試し塗りもしない色でした。上まぶたは先述したアイシャドウを塗るのですが、下まぶたにこの二つを塗るとその完成図にめちゃくちゃ気分が上がります。

 

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ヴィセ カラーリングアイブロウパウダー BR-2

化粧の中で一番眉が苦手です。どう描いても左右でバランスがとれません。それゆえ眉のメイク道具も、ペンやら粉やらマスカラやらなんやかんやとあります。これは赤眉にしたかったため購入しました。赤だけみると結構どぎつい色だなと思いますが、重ねるといい感じの垢抜けた眉になってくれる気がします。黒髪に黒眉だとおぉ・・・という感じになってしまうので、眉は明るい色を使っています。これも出かけるときにのみ使っています。普段の朝はブラシでちまちまと描く暇すらないため(寝坊の上化粧より朝食を優先してしまうため)、セザンヌのやつを使っています。チップで描くと楽!

 

5.頬

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ジルスチュアート ミックスブラッシュ コンパクト  02フレッシュアプリコット

女子たるものジルスチュアートを持ちたいンや!!!!!!という気持ちとともに、GR8ESTコンに向けて購入しました。色的にはもう×3くらいしたやつの方がよかったのですが、それは限定品らしいのと、このかわいいブラシが付かないとのことでやめました。このブラシが付いていたことが購入の決め手です。あと限定品は使い切った後に困りそうなので、必需品ではあまり持ちたくない・・・。まあ買うし使うんですけどね!これもミスユーモアと同じように発色に怯え、おてもやん不可避!と思っていたのですが、想像していたよりおとなしく色づいてくれます。あとやっぱりさすがジル、持っているだけでテンション↑↑。

 

6.口

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オペラ ティントオイルルージュ リップティント 11 コズミックピンク

限定品大好きマンなのでいろいろとチェックするのですが、田舎ゆえ物の取扱店が皆無です。なのでオペラも、大分遅れて都会に出て探したときには、欲しかったグリマーレッドは軒並み完売、公式通販も復活の気配を見せてくれないため、今まで選んだことの無かったピンクに挑戦!とこちらを購入しました。どこもグリマーレッドは売り切れているのにコズミックピンクが残っているのはなぜ?いつもは王道06コーラルピンクを使っています。オペラのいいところは何と言っても落ちないところ。食べても飲んでも喋っても輪郭は残ります。化粧直しをろくすっぽしない雑人間には本当にありがたい。こちらも言わずもがな落ちません。しっかり色が残ってくれます。塗りたては「おおピンク・・・」という感じですが、馴染むと私はそんな派手に発色しません。ラメが本当にかわいいかわいい。伊野尾ちゃんくらいかわいい。

 

 

こういう化粧をしてコンサートへ行っています。ちなみに普段は洗顔→2ウィークの普通のコンタクト→セザンヌ下地→ファンデ→セザンヌのパウダーアイブロウで眉描く 以上!です。職場に大倉くんもまっすーも薮くんもいないしいいかなって・・・。

ファンとしてのスタンス

私は常々「この世に絶対はない」と思っている。絶対明日生きていられる保証もなければ、想像する不安しかない未来を絶対迎えなければいけないこともない。絶対がないというのは、ネガティブでもありポジティブだ。この世に絶対は絶対ない。来年私はこの田舎を出て、東京に暮らしているかもしれない。その東京で、大好きなアイドルに出会い、恋に落ち、結婚するかもしれないのだ。

 

この界隈の言葉にはいまいちまだ疎いが、「リア恋」という言葉がある。「リアルに(もしくは、な)恋」の略であると思うが、つまり、現実味のない相手にリアルで恋をしてしまう、的な意味なのだろう。

そもそも恋ってなんだろう。別に哲学的な話に発展するわけではないが、ちょろっと調べてみれば、「特定の人に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。恋愛。」という意味らしい。その感情がリアル、現実の自分に即しているのがリア恋。学生なら学生の、社会人なら社会人の、主婦なら主婦の生活の中に、アイドルを組み込み恋をするのがリア恋。

 

絶対は絶対にない。アイドルと私が絶対に結婚しないなんてきっと、私はもちろん他人だって、誰も断言できない。断言させない。

絶対は絶対にない私の妄想のバリエーションはそれはもう膨大だ。こんなクソ田舎にロケに来た彼に偶然出会い始まる遠距離恋愛、東京へ遊びに行った私が落とした携帯電話を拾ってくれた彼は私の電話番号を訊いてくれるし、コンサート会場で私に運命的に出会ってしまった彼は、コンサートそっちのけで私の手を取り抱きしめてくれる。毎日こんなことばかり考えていて、それらは全て私の日常に即した彼だ。

 

しかし現実は、こんなクソ田舎にはロケも来やしないし、旅先で携帯を落とすなんか真っ平ごめんで大事に大事に抱え込んでいるし、コンサートなんかああまあまあ・・・ねみたいなスタンドがほとんどだ。小5かそこらで、出せない手紙を聴きながら長野博さんとの距離の遠さに泣いた日以来、とりあえず今のところ、彼らと自分のこの距離に絶望して泣いていることもない。絶対は絶対にない。そう思った上で、自分の立場と彼らとの距離を理解している。普通に日々を生きている。もちろん妄想が現実になれば、それほど嬉しいことはないが。

 

そんな私のファンとしてのスタンスは、手越さんの「プラトニック」の歌詞である。

ボーッと聴いているときは、とても好きな曲ではあったが、「ああ恋愛の歌・・・不倫かな?」くらいにしか捉えてなかった。しかし、聴けば聴くほど、対アイドルとしての曲に思えたのだ。

 

絶対は絶対にない。ただ、事実として、彼らは手の届かない、私を認知することのない、遥かに離れた場所にある。私たちの世界は交わらない。ベン図を描いても塗りつぶせない。

そのように遠い存在を愛し、憧れることを許されている。焦がれることを咎められることはない。しかしそれは一方通行で、恒常的なコミュニケーションは、そこには、決してない。好きだよなんて言葉は伝えられないし、伝えたところで、未来なんて変わらない。約束もできない私たちが会えるのは、主にコンサートの会場である。一方的に見つめる時間には明確に終わりがあり、この時間が終わらなければとどれほど思っただろう。

 

私は彼らに優しい嘘をついてほしいのだ。見せてくれる夢が短くてもいい。思いが叶いっこない悲しい恋でしかなくたっていい。憧れる、思う限り、優しい嘘をついていてほしいのだ。

 

いい年をした男性に恋人がいないわけがない。ましてやあんなに素敵な人に、素敵な人がひしめく世界にいて、恋人ができないわけがない。誰かに触れたいと、抱きしめられたいと思わないわけがない。そんなことは、あまり良くない頭でもしっかりわかっている。ただ、その現実を突き付けられて受け入れるには、私の器は狭すぎる。

 

正直、知らなければ何をしていたっていい。だって知ることがないのだから。知らないことは好きにもなれないし、もちろん嫌いにもなれない。知らなければ、それはないことと同じなのだ。

アイドルという仕事は因果なものだ。自分どころか、他人にも作用してしまう。しかしそれがアイドルという存在だ。普通に生きていく以上に、人の人生に、良くも悪くも影響を与えてしまう。そしてその人生を選んだのは、他でもなく私が愛する彼らだ。そんな彼らの人生に触れられる私はきっと幸せだ。綺麗な嘘で私を包もうと努める彼らを愛せる私は。見て見ぬふりをできる私は。

 

当たり前を生きる誰も悪くない。ただ、アイドルは嘘をつくのも仕事であってほしいと思う。

付け入る隙を残してほしいのだ。彼らのつく嘘は、今の延長線上で交わるとは思えない私たちの人生が重なる瞬間を想像することを、許してくれる。知り得ない体温に溶けることを、見逃してくれる。

 

 

また、ファンとしてのスタンスとして、私はもう一つの歌詞をたずさえている。それは久保田早紀さんの、異邦人の一節である。

あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっとふり向いてみただけの 異邦人

ロッコから頷いてくれたそれは、たしかに私と大倉くんの間に発生したコミュニケーションだった。それはきっと間違いないと思う。ここには都合よく、絶対しかない意味で絶対を使う。

しかし、それを覚えているのは、恐らく私だけだろう。大倉くんにとって、私はちょっとふり向いてみただけの異邦人なのだ。日常を犯すことのない、敵意のない、そこにいた人。それできっと間違いはない。お互い正しい立場にある。

 

ただ、しつこいけれど、絶対は絶対にない。これから先、来年、再来年、5年後10年後、もしかしたらもしかしているかもしれない。そんな未来を妄想しながら、私は田舎で日常を生きて、携帯を大事に握りしめながら、可もなく不可もない席でペンライトを振り続けているのだろう。

目の前の向こうへ

むしゃくしゃする、片付けようのない気持ちにかこつけて、この時間にカップラーメンを食べた。缶ビールを開けた。明日の朝の体重も胃もたれも二日酔いも後悔も、自分のことは棚に上げて、全部彼のせいにしてしまおうと思ったからだ。

 

これはまた今度言おうと思っていることでもあるが、私はバンドスタイルより、歌って踊るアイドルスタイル(?)の方が好きだ。もちろんバンドスタイルだって好きだけれど、アイドルスタイルの方がもっと好きだ。だから正直、最近のバンド傾倒にはちょっとモヤモヤする部分がある。

 

そんな私でさえ、7人の関ジャニ∞が最後に演る曲は、バンドで、LIFEで、間違いなかったんだと思えた。それぞれが楽器を持ち歌う姿こそが関ジャニ∞だった。まるで現状を鑑みて、最後のためにあつらえられた曲かのように似合っていた。全ての歌詞が感情に寄り添い、全ての音が気持ちを代弁していた。

 

泣くくらいならやめるのやめればいいのに。この期に及んで私はそんなことを考えていた。泣くくらい辛いなら、誰も強いてなんかいないんだから、やめればいいのに。周りを巻き込んで悲しい思いももどかしい思いもさせて、それでも張本人が泣くなんて、勝手にも程があるんじゃないかと思っている。

 

それでも、そんなことは百も承知で、人に迷惑をかけてでも、彼はこれからの道を選んだのだと、考えるまでもなく理解できた。隣で歌えず泣く亮ちゃんに何も思わないわけがない。「せめてもう一回、もう一回 君がくれた笑顔で笑いたい」という歌詞が、亮ちゃんを思えてたまらなかった。

会見でふて腐れたように、手放しの寿ぎで送ってくれなかった大倉くんに、何も思わないわけがない。他のメンバーや、周囲の人たち、そして、渋谷すばるという存在との別れに怯える私たちに、きっと何も思わないわけがない。

 

そんな全てを踏みつけて傷つけて捨てて、ちがう道を歩くことを選んだのだろう。舗装された道を逸れて、畦道を切り拓く決意をしたのだろう。泣くほど別れたくない、愛しい人たちとも別れて、一人で歩くことを決めたのだろう。

 

素敵な歌を、音を、曲をありがとう。これまで与えられた全てを噛み締めながら、生きていこうと思います。きっと寂しさは薄れて、何も思わなくなっていくのでしょうね。それでもそれが普通です。私も自己責任で夜中にラーメンを食べ、缶ビールを開け、翌朝の胃もたれと体重と二日酔いに苦しむようになるでしょう。

 

渋谷すばるのこれからが、関ジャニ∞のこれからが、それらを愛する我々のこれからが、愛に溢れた素晴らしいものでありますように。